2006年 04月 26日
ピート・ハミル、「フレンチ・コネクション」を語る |

その名も "It Happened in Brooklyn!" 。今や映画の中にしか存在しない古き良きブルックリンを3本の映画によって紹介しようという試み。
フランク・シナトラ主演のミュージカル映画、"It Happened In Brooklyn (1947)"(邦題:「下町天国」)は逃してしまいましたが、どうしても観たかったのはご存知「フレンチ・コネクション (1971)」。上映後のQ&Aに登場するピート・ハミルが見たかったというのも理由。
そのQ&Aでは映画の裏話満載。観客も含め、映画撮影当時のブルックリンの思い出話に花が咲いていました。今では姿を消してしまった数々の「素晴らしき」ナイトクラブの名を挙げ、ああ、タバコが自由に吸えた輝かしき時代!とのピート・ハミルの言葉に観客席から拍手が起こったり。画面に出てくるのはブルックリン・プロムナードの下の造船所がまだ現役だったり、ワールドトレードセンターが建築中だったりする、35年前のニューヨーク。ピート・ハミルはブルックリン出身、続編「フレンチ・コネクション2」の脚本を一部担当した(クレジットなし)、というのが本作との関係らしいです。
こちらに越してきて間もなくの頃、ブルックリンのあまり治安が良くないエリアを運転していた時に、上を地下鉄が走る、道幅が細くて交通量の多い通りに辿りついたことがありました。MistyMon太が「フレンチ・コネクション」みたいだね、と言ったけれど、あそこが本当に、ジーン・ハックマンが地下鉄を追うシーンの撮影場所だったみたいです。
彼も子どもの頃TVで何度もこの映画を観たそうですが、やっぱり映画館はいいね、と上映終了後大はしゃぎ。それにしても、ジーン・ハックマンもロイ・シャイダーも若い!今は亡きフェルナンド・レイも渋い。映画中のブルックリンからは、足を踏み入れるのが憚られるような、暗黒街の胡散臭い香りが漂ってきます。ここに来てる人たちは、すっかり綺麗というか普通になっちゃったブルックリンをつまらないと思ってるのかもしれないな。
今回ホスト役を務めたJohn Manbeckという人は、ブルックリンの歴史を書き留めている作家で、"The Brooklyn Film: Essays in the History of Filmmaking" という本の共著者なんだそう。面白そうなのでそのうち探してみます。
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by mistymont | 2006-04-26 19:52 | ブルックリン

