2006年 08月 26日
ICP - International Center of Photography |
ミッドタウンにある勤務先から歩いてすぐのところにある、ガラス張りのキューブ状の建物が ICP - International Center of Photography。世界でも有数の写真専門学校である。その筋向いに、やはりガラス張りが美しい写真美術館がある。すぐ近くなのにいつもは行かない方向なので、たまに前を通ると、一度は行って見なきゃと思いつつも、いつも忘れてしまっていた。でもある日のお昼休み、久しぶりにその美術館の前を通ったとき、ようやくロビーに入ってパンフレットをもらってきた。
すると、面白そうなバウハウスのフォトモンタージュ展やウジェーヌ・アジェのパリの写真展が翌週終わってしまうという。普段は6時閉館なのに金曜日だけは8時まで開いているというので、数日後の金曜日、会社帰りに行ってみた。
全く期待していなかったけれど一番面白かったのがこちら、Unknown Weegee。
Weegee(ウィージー)というのは、NYベースの、主にタブロイド紙を中心に活躍した写真家 Usher Fellig (1899-1968) の愛称で、特に犯罪・事故現場のスクープ写真で名を上げたんだそう。本展覧会は、そのウィージーの未発表写真を集めたもの。
生々しい犯罪の写真ではなく、事故現場を取り巻く人々の野次馬然とした表情や、人種隔離制度実施中のバス車内の様子、空き家から出てきた男の子が警官に捕まった瞬間を捕らえた写真(男の子の「しまった」という表情が何ともいえない)、ダイナーで嬉しそうに語ったりキスしている恋人達の写真、街中の面白いサインなど、彼の生きた時代のNYの街角の様子が垣間見れて非常に興味深かった。
やはりNYをベースに活躍する韓国人フォトグラファーの写真展なども開催されていたが、美術館の規模は驚くほど小さくて、楽しみにしていた企画展も中途半端な感じ。1時間ほどで全部見終わってしまった。金曜日のみ、通常12ドルの入館料が任意払いでいいというので、お財布に入っていたわずかなお金を、ちょっと申し訳ない気分で置いてきた(バカみたいに、謝りながら入場してしまった・・・)が、あれで12ドルだったらもっとがっかりしていたかも。金曜日に入ったのは正解だった。所蔵作品は10万点以上ということなので、常設展などを充実してくれればいいのに。ちょっと残念。
すると、面白そうなバウハウスのフォトモンタージュ展やウジェーヌ・アジェのパリの写真展が翌週終わってしまうという。普段は6時閉館なのに金曜日だけは8時まで開いているというので、数日後の金曜日、会社帰りに行ってみた。
全く期待していなかったけれど一番面白かったのがこちら、Unknown Weegee。
Weegee(ウィージー)というのは、NYベースの、主にタブロイド紙を中心に活躍した写真家 Usher Fellig (1899-1968) の愛称で、特に犯罪・事故現場のスクープ写真で名を上げたんだそう。本展覧会は、そのウィージーの未発表写真を集めたもの。
生々しい犯罪の写真ではなく、事故現場を取り巻く人々の野次馬然とした表情や、人種隔離制度実施中のバス車内の様子、空き家から出てきた男の子が警官に捕まった瞬間を捕らえた写真(男の子の「しまった」という表情が何ともいえない)、ダイナーで嬉しそうに語ったりキスしている恋人達の写真、街中の面白いサインなど、彼の生きた時代のNYの街角の様子が垣間見れて非常に興味深かった。
やはりNYをベースに活躍する韓国人フォトグラファーの写真展なども開催されていたが、美術館の規模は驚くほど小さくて、楽しみにしていた企画展も中途半端な感じ。1時間ほどで全部見終わってしまった。金曜日のみ、通常12ドルの入館料が任意払いでいいというので、お財布に入っていたわずかなお金を、ちょっと申し訳ない気分で置いてきた(バカみたいに、謝りながら入場してしまった・・・)が、あれで12ドルだったらもっとがっかりしていたかも。金曜日に入ったのは正解だった。所蔵作品は10万点以上ということなので、常設展などを充実してくれればいいのに。ちょっと残念。
by mistymont
| 2006-08-26 19:37
| 文化・芸能