2005年 03月 15日
wright plus |
郵便受けに、フランク・ロイド・ライト設計と一目でわかる家の内部の写真のついたパンフレットが入っていた。イリノイ州オークパークという町の民家を訪ねる"wright plus"というツアーのお知らせ。オークパークはシカゴの郊外にある閑静な住宅街で、ロイドを含めた有名建築家が建てた家が立ち並ぶ。70ドルでまる一日中、その中の全9軒を解説つきで見学できるのだ。普段は外からしか見られない家の中を覗き見ることができる、またとない機会だ。この町のロイド建築は、初期の作品ということもあり、デザイン的にはまだ確立されていなかったりするのだが、その家に住んでいる人たちがどういう暮らしぶりをしているのか、ミーハー的に興味がある。世界的に有名な建築家作の家に住んでいるってどういう気分だろう、メンテナンスはきっと大変だろう。ちぐはぐな家具を置かれて自分の設計した家の雰囲気を壊されたくないから、収納家具は作りつけ、それに収まりきらない物は処分するように、とクライアントに言い渡したという逸話を持つライト設計の家に、人々はどんなふうに暮らしているのか。シカゴに住んでいたら、参加するのに。
by mistymont
| 2005-03-15 19:13
| 建築散歩