2006年 02月 27日
ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ |
最近気になる女優のひとり、ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ。
半自伝を自ら監督した映画があると聞いてレンタルしてみた。
"It's Easier for a Camel..."(仏原題 "Il Est Plus Facile Pour Un Chameau..."、邦題は「ラクダと針の穴」)というタイトルは、「富んでいる者が神の国に入るよりは、らくだが針の穴を通る方が、もっとやさしい」という聖書の一節からきているのだそう。
映画としての出来は?という感じ。
妹(カーラ・ブルーニ)との確執とか彼女の育った環境を知るという意味ではとても興味深かった。そもそも、トリノの資産家であった一家がパリに移住した理由は、誘拐事件が頻発していたイタリアで、子どもたち(ヴァレリア、カーラと兄)が誘拐されるのを恐れてのことだという。お金持ちであることに罪悪感を感じ続けながら女優としての地位を確立した今、過去と決別するためにこの映画を作らなければならなかったのだろう、というのはわかるのですが。
彼女の、(いい意味で)地に足がついていない、というかふわふわした感じは、現実逃避からの空想癖からきてるのかなぁというのが何となくわかったのは面白かった。
キャストも豪華。主役は彼女自身が演じ、妹役はキアラ・マストロヤンニ(やはり伊仏バイリンガルですね)、兄を演じるのはランベール・ウィルソン。恋人役はジャン=ユーグ・アングラード。エマニュエル・デュボスやイヴァン・アタルまで端役で登場。ヴァレリア・ブルーニ=テデスキの生い立ちに興味がある人にはお薦めです。
半自伝を自ら監督した映画があると聞いてレンタルしてみた。
"It's Easier for a Camel..."(仏原題 "Il Est Plus Facile Pour Un Chameau..."、邦題は「ラクダと針の穴」)というタイトルは、「富んでいる者が神の国に入るよりは、らくだが針の穴を通る方が、もっとやさしい」という聖書の一節からきているのだそう。
映画としての出来は?という感じ。
妹(カーラ・ブルーニ)との確執とか彼女の育った環境を知るという意味ではとても興味深かった。そもそも、トリノの資産家であった一家がパリに移住した理由は、誘拐事件が頻発していたイタリアで、子どもたち(ヴァレリア、カーラと兄)が誘拐されるのを恐れてのことだという。お金持ちであることに罪悪感を感じ続けながら女優としての地位を確立した今、過去と決別するためにこの映画を作らなければならなかったのだろう、というのはわかるのですが。
彼女の、(いい意味で)地に足がついていない、というかふわふわした感じは、現実逃避からの空想癖からきてるのかなぁというのが何となくわかったのは面白かった。
キャストも豪華。主役は彼女自身が演じ、妹役はキアラ・マストロヤンニ(やはり伊仏バイリンガルですね)、兄を演じるのはランベール・ウィルソン。恋人役はジャン=ユーグ・アングラード。エマニュエル・デュボスやイヴァン・アタルまで端役で登場。ヴァレリア・ブルーニ=テデスキの生い立ちに興味がある人にはお薦めです。
by mistymont
| 2006-02-27 07:27
| 映画