2006年 04月 10日
Tate Modern |
ロンドンに到着した日曜日の午後は、ずっと行ってみたかったTate Modernで過ごしました。かつては電力発電所だったという、煙突の聳え立ったレンガの建物はカッコよかった。使われなくなった建物に手を加えて再利用するのは素晴らしいと思う。
コレクションのみを使って構成した、シュールレアリズムの部屋は圧巻でした。映画好きの私が狂喜したのが短編映画の部屋。ルネ・クレール、マン・レイ(2本)とダリ・ブニュエルの「アンダルシアの犬」が上映されていたのです。時差ぼけで半分うとうとしながらも、2部屋で繰り返し上映されていたので、結局全部観ることができて大満足。
コレクションを使った展示再構築が満5周年を迎えた美術館の今年のテーマらしく、もう一つの特集展にも大好きなジャコメッティがいくつも陳列されていたり(特にこれ)、もともとはNYシーグラム社の依頼で作られたというマークロスコの作品を集めた部屋があったりで、観るものには事欠きません。ここまでで既に優に3時間は経っていました。
ここまでは常設展示なので入館料は不要。公立美術館たるもの、こうじゃないと。大好きなロサンジェルス郡美術館でも、先月訪ねたメキシコ国立博物館でも思いましたが、休日の午後や平日の仕事後に、家族連れでゆっくり美術や歴史に触れられる環境は素晴らしいと思います。ロンドン、しかも現代美術館ということで、とっぽい(死語?)カップルが子どもの手を引きながら美術鑑賞をしていたり、座り込んでデッサンしている若者がいたり、アートが日常生活の一部になっているんだろうなぁと羨ましい想いでした。
特設展示(こちらは有料)のうちバウハウスの2アーチストを比較しながら展示した "Albers & Moholy-Nagy" 展も面白かった。有名作品が羅列された美術館より、こうやって筋だって流れが学べる展示の方が好き。
取り急ぎ、ロンドン旅行記をアップしたいので、このエントリは、撮ってきた写真やメモも一緒に、後日追記予定です。
コレクションのみを使って構成した、シュールレアリズムの部屋は圧巻でした。映画好きの私が狂喜したのが短編映画の部屋。ルネ・クレール、マン・レイ(2本)とダリ・ブニュエルの「アンダルシアの犬」が上映されていたのです。時差ぼけで半分うとうとしながらも、2部屋で繰り返し上映されていたので、結局全部観ることができて大満足。
コレクションを使った展示再構築が満5周年を迎えた美術館の今年のテーマらしく、もう一つの特集展にも大好きなジャコメッティがいくつも陳列されていたり(特にこれ)、もともとはNYシーグラム社の依頼で作られたというマークロスコの作品を集めた部屋があったりで、観るものには事欠きません。ここまでで既に優に3時間は経っていました。
ここまでは常設展示なので入館料は不要。公立美術館たるもの、こうじゃないと。大好きなロサンジェルス郡美術館でも、先月訪ねたメキシコ国立博物館でも思いましたが、休日の午後や平日の仕事後に、家族連れでゆっくり美術や歴史に触れられる環境は素晴らしいと思います。ロンドン、しかも現代美術館ということで、とっぽい(死語?)カップルが子どもの手を引きながら美術鑑賞をしていたり、座り込んでデッサンしている若者がいたり、アートが日常生活の一部になっているんだろうなぁと羨ましい想いでした。
特設展示(こちらは有料)のうちバウハウスの2アーチストを比較しながら展示した "Albers & Moholy-Nagy" 展も面白かった。有名作品が羅列された美術館より、こうやって筋だって流れが学べる展示の方が好き。
取り急ぎ、ロンドン旅行記をアップしたいので、このエントリは、撮ってきた写真やメモも一緒に、後日追記予定です。
by mistymont
| 2006-04-10 06:25
| 文化・芸能