2007年 08月 21日
Montana Avenue その後 |
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by mistymont
| 2007-08-21 14:33
| お出かけ
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2007年 08月 21日
先週末、妹夫婦を訪ねがてら、ロサンジェルスのリトル東京で行われた「二世ウィークパレード」という夏祭りを見てきました。3時間に渡るパレードのトリは、青森市で作って運び込まれたというねぶたでした。幅30フィート(9メートルちょっと)もあり、想像よりずっと迫力たっぷり。パレード主催団体「二世ウィーク基金LAねぶた実行委員会」会長のチェスター池井さんの言葉、『現実に体験してみないとその凄さがなかなかわからないねぶた』。まさにその通りでした。スペシャルゲストとして元高見山関、東関親方も参加しており、パレード終了後にふらっと入った居酒屋さんで、窓の外のテラス席に親方が米国の相撲協会のメンバーらしき人々と会食していたのは嬉しいサプライズ。そのお店にはパレードに参加していたねぶたの踊り手たちもいて、大喜びの妹はいろんな人に話しかけていました。 日本の盆踊りなどが見られるというので気楽な気持ちで参加したパレードでしたが、それは今年で67回目という歴史を持つ、全米一大きな日系人主催の夏祭りでした。 二世ウィークのサイトによると、この夏祭りは大恐慌後の1934年に、当時は米大陸最大の日系アメリカ人コミュニティーであったリトル東京の景気回復を願って、日系2世によって始められた夏祭りだそうです。 "The Nisei is a new American. Racially of the Orient, he is true and loyal citizen of the United States, his native land. Young, ambitious, hopeful, though at times oppressed, he seeks to take his place in civic development and community progress." 「(日系)2世は新しいアメリカ人である。人種的には東洋人だが、アメリカ合衆国を母国とする真のアメリカ市民である。」 このフレーズが、日系2世を規定する言葉になったそうです。パレードには、LA日系人会長や全米日系人博物館長、アメリカ軍人としてベトナムや第二次世界大戦に出兵された日系退役軍人などなど、日系人の歴史を抱える人たちが沢山登場しました。日米の架け橋になったという意味で、アメリカ人として生まれ、力士になるために日本国籍を取得した東関親方が招待されたのも納得です。 日本からはねぶたの他に、ロサンジェルス市と姉妹都市である名古屋市から沢山の参加者がありました。阿波踊りも日本から参加したと思われます。初めて見た阿波踊りは、手足の動きが独特で面白かった。世界中にちらばる姉妹都市の面白い標識があったので写真に収めてみました。 #
by mistymont
| 2007-08-21 14:26
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